(他人からすれば)快楽のための買い物を正当化するメモ。

(1)MBP13か、MBAか、それとも。あ、Apple製品のことです。2020年6月末、ずっと考えていた。どれを買うか。

(2)5月に二つのApple製品を買った。一つは、MacBook Pro 16インチ(2019、現行機種)。もう一つは、Mac mini第5世代(現行機種)。MBP16にはDellの27インチの4Kモニターを接続してクラムシェルモードで使っている。

(3)この代わりに、MacBook Air 2018と、Dellの24インチIPSモニターを売り払った。手元にはiPad Pro 11インチ(2018)とSmart Keyboard Folioが残った。3月以降はほとんど自宅にこもっているので、パソコンを持ち歩くことはほとんどないが、MBAに替わるポータブルがないのは落ち着かない。11インチのiPad Proでも小一時間であればキーボードを打っていられるが、Smart Keyboard Folioは慣れたとはいえ、気持ちの良いタッチではない。27インチのモニターで純正のMagic Keyboardと純正Magic Mouse 2に慣れていると、11インチはかなり違和感がある。MBP 16インチを取り出して新しくなったMagic Keyboardで打つのは快適な体験だけれども、老眼の身には16インチのモニターは焦点を合わせようとすれば、かなり姿勢が悪くなる。なので13インチほどの<何か>を買おうとずっと考えていた。

(4)2020のMBP13もMBAもどちらも新しいMagic Keyboardになり、文章執筆には最良のアップデートになった。プロセッサーのパフォーマンスは数字上向上したが、賛否両論がある。とくにMNP13は、下位機種はプロセッサーが2019と同じで、カスタマイズしないで買うのはイマイチだよという意見が強い。それならば、MBAのプロセッサーをCore3からCore5に変更、メモリーを16MBにカスタマイズして買っても同じ値段だし、パフォーマンスもいい。そういうアドバイスも多い。

(5)使い始めてくると、MBAには致命的な弱点があることがわかった。発熱問題である。ちょっとした使い方でかなり熱くなる。それにファンも頻繁に回転し煩い。たしかにオンライン飲み会などで会議アプリを使っていると、MBA2018はファンがかなり長く回転してファンの音が煩いことがあった。元々MBAには空冷システムがない。2020モデルは2018より良いプロセッサーになっているので、より激しく回転してしまう。すぐに100度に到達して温度が下がるまで時間がかかるようだ。温度を下げるためにパフォーマンスをセーブする設計になっており、計測値通りのパフォーマンスは期待できない。

(6)私としては、現在、MBP16を使っているのでそれほどパフォーマンスを求めるわけではない。MBAがMagic Keyboardとなって<あちち>にならないのであれば、それを買っていた。迷う必要はない。115,280円で買える。

(7)MBP13の下位機種も悪くない。148,280円で買える。MBP13を買うなら、上位機種にしておけと言う声が多い。メモリ16MBでストレージが518GBの上位機種はカスタマイズなしで218,680円で買える。でもMBP16を23万円ほどで買ったばかりで22万円は出せない。しかも上位機種にはFinal Cut Proの<クルクル>問題があり、いまだに解決していない。

(8)そんな状況でWWDC2020のキーノート(CEOによる基調講演)が6月23日にオンラインで開催された。事前に推測されたことは、AppleがIntelのプロセッサーからARMベースに転換する、ついてはARMベースのMacBook 12インチが発表になるかも、というものだった。ARMベースのMacBook12であれば、10万円以下で、下位モデルは6万円台から販売されると予想しているところもあった。それならキーノートまで待ってから買おうと考えていた。多くの Apple信者たちと同じように。

(9)そして当日。ハードウェアの新製品の発表は一切なかった。プロセッサーは予測通り、IntelからARMベースのApple Siliconに歴史的転換をする。Apple Siliconは現在iPad ProやiPhoneに入っているのと同じプロセッサーだ。二年かけてIntelベースの機種から転換して行くと発表された。Intelベースの新製品もしばらくは出る。Apple Siliconの新製品は2020年の終わりに出る。それについては、iMacか、MacBookProか、MBPなら16インチではないか、と言われている。

(10)さて。このような歴史的転換が発表された状況で、2020年のIntelベースMBP13やMBAを買うのはいい判断なのだろうか?  もちろん向こう4、5年はIntelベースもサポートされ、問題なく使えるだろうが、再選されない・任期の決まっている大統領に残り半年で高額献金するだろうか。

(11)しないのであれば、発想を転換して、すでにあるApple Siliconベースの機種を先取りして乗り換えてしまえばいいのではないだろうか。Intelの延命措置・安楽死を待つのではなく。

(12)そのための方法があるじゃないか。そう、iPad Proである。iPad Pro 12.9インチ、である。Magic Keyboard(iPad Pro用)とiPad Pro 12.9インチであれば、MBP13の下位機種やMBAを買うよりも、いいんじゃないか。

(13)まずiPad Proは熱くならない。ファンも回転しない。ちょっとした動画編集も、すんなりできる。MBA2018よりもiPad Pro 11(2018)の方が、15分までの動画はすんなり編集できYouTubeにアップできた。画面も明るい。Zoomなどオンラインで使う機会の増えたフロントカメラも、MBPやMBAの<ポテトカメラ>と揶揄されいる荒い解像度ではなく、アップデートされている。

(14)何より扱いやすい。MBAやMBPは寝室に運んだり、ソファーで横になったり、ビールを注いだグラスを前に使ったりするのは、慎重にならざる負えない。iPadはもっと気楽なものだ。

(15)じつは、iPad Pro11を使っていると、MBAを使わない。またiPad mini第5世代も、もっと使うかと思っていたが、まったく使わない。だから手元の資産を考えみて、いちばん簡単なのは、iPad miniを売り払って11インチ用のMagic Keyboardを買うことだ。34,980円だからほとんど同じ価格で交換できる。

(16)iPad Pro用のMagic Keyboardカバーは高い。新しい無印のiPadとほぼ同じ価格だ。買うなら一回であって欲しい。でも11インチ用を買うと、また11インチを買い換えることになる。それは遠慮したい。因数分解が必要だ。

(17)手元にあって処分可能なのもの。
iPad mini。
iPad Pro 11用Smart Keyboard Folio。
Apple Pencil 2。

(18)手元にあって売れない物(auで契約している。支払いが終わっていない)。
iPad Pro 11(2018)。ちなみにWifi+Cellular(au)モデル。

(19)カミさんが使わずに放置しているもの。
iPad Air初代
iPadずいぶん古そう。

(20)カミさんに譲ってカミさんが現在使用しているもの。
iPad Pro 9.7インチ。
iPad Pro 9.7用Smart Keyboard。
Apple Pencil。

(21)解決方法。まずにカミさんに、iPad Pro 11(auのsim cardは引き上げる)と専用Smart Keyboard FolioとApple Pencil 2を譲る。次に、カミさんの使っているiPad Pro 9.7と専用Smart Keyboardを返してもらい、眠っているiPad Airも譲ってもらう。で、iPad Pro 9.7とSmart KeyboardとiPad miniとiPad Airを売っ払う。これで原資が7万円くらいになる。

(22)一方購入側。Appleの正規整備済製品でiPad Pro 12.9(2018) Wifi+Cellular メモリー256GBモデルが110,880円。12.9用Magic Keyboardカバーが41,580円。Apple Pencil 2はカミさんに譲るので新調して15,280円。合計167,740円。

(23)差し引き、97,740円。一連の手続きをせずに、(a)MBAを買ってiPad miniだけ売った場合は、8万円強の出費。(b)MBP13の上位機種を吊るしで買った場合は17万円以降の出費。いずれもiPad Pro 11インチが所在なく残る。

(24)本日、三つのiPadをリセットし、セッティングし直した。カミさんには必要なものはもう譲った。リセットしたものは明日買取の回収。購入したものは明日来る。以上が、Appleの新しい歴史に、信者として、時代を先取りして実践した諸々の手続きの顛末(言い訳)である。

(25)そして2021年にApple Siliconベースの、発熱しないMBAが出たら買うつもり。そのための資金は残してある。馬鹿じゃないと言われようが。信者だから。不要不急だから楽しいのだ。







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